溝口紀子氏が静岡県知事選に出馬

2016年のリオオリンピックで、日本人選手たちが勝ち取ったメダルの数は、なんと41個。その競技は、柔道や水泳など様々ですが、日本人といえば柔道、と思われる方も少なくないでしょう。それは、団体競技でもなく、試合時間も決して長くない、対1の戦いが、国民を魅了し、熱くさせるのでしょうか。しかもオリンピックシーズンになると、日本だけではありませんが、その国の国民が、一丸となって自国を応援します。そして次開催の東京オリンピックも期待をしている人は多いことでしょう。と、大きく明るい期待だけであればいいのですが、その実、どういう体制で海外の人を迎えるのかも、我々にとっては大事なポイントです。そこで、世界で戦い続けたバルセロナオリンピックの柔道銀メダリストの溝口紀子氏(45)が静岡県知事選に無所属で出馬することを発表したので、彼女自身について少しばかり。

静岡県磐田市出身の溝口紀子氏

 

溝口紀子氏は、静岡県磐田市出身。静岡県の磐田市といえばJ1サッカーチームのジュビロ磐田の本境地としても有名な地域。そこで生まれた彼女は、小学4年生の頃から柔道をはじめ中学2年生の頃には、全日本体重別選手権で3位入賞を果たすほどの実力でした。それからというもの、様々な大会で賞を獲得し、高校2年生の頃には、全日本体重別選手権52キロ級で、当時10連覇を成し遂げていた山口香氏を下し、初の日本一となるのです。そして1992年のバルセロナオリンピックでは、銀メダルを獲得。それからおよそ10年間、日本国内の大会や、世界で開催されるいろいろな大会に出るものの、バルセロナオリンピック以上の成績を上げることができず、1996年に引退を表明したのです。

 

それ以降、柔道関係の職に就いていましたが、2005年から3年間は静岡文化芸術大学文化政策学部国際文化学科講師、2009年からは公立大学法人静岡文化芸術大学文化政策学部国際文化学科准教授、その時期と同時に磐田市ふるさと文化大使を務め、日本全国に磐田市の良さを伝えていきました。また、2011年には、歴代最年少で静岡県教育委員会委員の委員長という立場にもなり、若くして静岡の政治政策に関わっていきました。ですが、全て短期間しか付いていないのがその実。

 

静岡県知事選に出馬する溝口紀子氏

 

と、少しばかり長くなりましたが本題はここから。溝口紀子氏が静岡県で記者会見を開き、6月25日投開票の静岡県都知事に無所属で出馬することを発表したのです。溝口紀子氏は記者会見で、「静岡県の民主主義を試みる選挙。これまで声をあげていなかった方々の目線から県政を考える」と、力強い言葉を残しました。静岡県内自治体の首長との関係修復や、浜松市沿岸部に建設計画が進む県営野球球場の白紙撤回など、溝口紀子氏ならではの力強く前向きな言葉を発しました。ですが、少し不安要素としてあげられるのが、一番という功績をあげずに全てを終えてきた彼女のスタイル。柔道での功績を見てわかるように、溝口紀子氏は粘り強く、辛抱強い人間性であります。ですが、結果という結果を残せていません。今まで残された功績に負けずを劣らない功績を叩き出すことができるのか、すぐに諦めの姿勢を見せてしまうのか、少し不安要素がありますが、今後の動きを待つほかありませんね。

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