「静岡知事選挙2017の行方は!?」溝口紀子氏の生い立ちと川勝知事との確執を探る

3行サマリー

文武両道を究めたバルセロナ五輪銀メダリスト!
フランス柔道チームのナショナルコーチを経て大学教授へ
教育長人事を巡り知事と対立!知事との確執ここに極まる!

文武両道を究めたバルセロナ五輪銀メダリスト!

 静岡県知事選挙に打倒川勝県政を掲げて立候補を表明している溝口紀子さんは知事として相応しい人物なのだろうか?生い立ちと出馬までの経緯を追ってみたい。出身は静岡県磐田市、静岡県福田町立福田小学校、福田町立福田中学校、静岡県立浜松西高等学校を卒業し、埼玉大学教育学部へ入学。
 小学4年から始めた柔道で才能を見せ、中学2年生で出場した全日本体重別選手権56kg級で3位入賞を果たし、頭角を現す。県立浜松西高等学校2年で出場した全日本選抜柔道体重別選手権52kg級で10連覇中の女王・山口香を破り、同階級の国内最強の地位を築く。
 埼玉大学に進学後の1992年、全日本選抜体重別選手権でバルセロナオリンピックの出場権を獲得し、同年7月31日、バルセロナオリンピックで銀メダルを獲得した。4年後のアトランタオリンピックにも出場したものの、準々決勝で惨敗し柔道を引退した。

フランス柔道チームのナショナルコーチを経て大学教授へ

 柔道を引退し埼玉大学大学院修士課程を修了した溝口は、1997年から静岡県立大学短期大学部社会福祉学科の助手を務めた後、2002年にはフランススポーツ省の招聘により、アテネオリンピックのフランス柔道のナショナルコーチを務めている。フランス語は堪能だという。
 2005年から静岡文化芸術大学文化政策学部講師をつとめ、2009年には同学部准教授となる。なお、2007年から静岡文化芸術大学の学長を現知事の川勝平太氏が務めており、溝口氏と川勝氏の因縁はこの頃より始まっているものと推測される。
 2014年に静岡県教育委員会委員長に就任、その後教育委員会制度の改革により教育長制度への移行にともない、静岡県における最後の教育委員会委員長となる。2015年に東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了し博士(学術)の学位を授与され、2016年に静岡文化芸術大学文化政策学部教授に就任。

教育長人事を巡り知事と対立!知事との確執ここに極まる!

 2015年3月静岡県の初代教育長人事を巡って事件が起きる。それは静岡県より提案された教育長人事案の高木桂蔵(たかぎけいぞう)氏に逮捕歴があることが判明し、県議会において教育長就任が否決されたのである。実は、髙木氏の逮捕歴を知り問題提起をしたのが溝口氏だと言われている。
 川勝知事から見れば初代教育長の肝いり人事を潰した旗振り役を果たした溝口氏に対する苛立ちは相当なものがあったと思われる。また、この事件をきっかけに、溝口氏のもとに脅迫めいた手紙が届くようなこともあったという。
 溝口氏と川勝知事との確執はこの時点で決定的なものとなったのだろう。
 その後も静岡県が篠原地区に建設を予定している野球場に対して再考を求める市民の会を、溝口氏が静岡文化芸術大学を開場に開催しようとしたことに対する言論封殺ともとれる中止命令など、溝口氏と川勝知事との確執は広がり続け、この度の知事選出馬への一因となっていると思われる。

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