静岡県知事川勝平太否定派が問題視する知事の「二枚舌」(退職金と投票率問題)

3行サマリー

川勝平太否定派が問題視する知事の「二枚舌」
やっぱりもらう4059万円の退職金・投票率が50%切っても辞職せず
自らを皇帝に例え「綸言汗のごとし」とは良く言ったものと怒り噴出

川勝平太否定派が問題視する知事の「二枚舌」

 今回の静岡県知事選挙の候補者擁立プロセスを振り返ると、「川勝知事を何としても変えたい」とする「川勝知事否定派」が何とか「川勝知事に勝てる候補」を探してきたがタイムリミットとなり、溝口支援に切り替えたという感が否めない。そんな川勝平太否定派が最大の問題としてあげるのが知事の「二枚舌」だ。
 川勝知事と言えば大学教授出身ということで、幅広い知識を披瀝しながらの説得力ある話し方が印象的だが、一方で「口先ばかりのパフォーマンス」「都合の悪いことを詭弁で覆い隠す」などの批判も強く、その中で最も問題視する声が大きいのが様々なダブルスタンダードだ。

やっぱりもらう知事退職金・投票率が50%切っても辞職せず

 川勝知事は一期目の選挙公約で知事退職金を辞退した。平成29年2月議会において竹内良訓県議が川勝知事に2期目の退職金受取の意志について尋ねたところ、なんと川勝知事自身は答弁に立たなかった上で、県の伊藤篤志経営管理部長に「県特別職報酬等審議会から受け取るとした上で職務を果たし、成果を出すことが望ましい」と答弁させたのである。
 これには質問をした竹内県議も強い口調で「受け取るならば自身の政治哲学を覆した理由を」と迫ったが、やはり川勝知事は答弁には立たなかった。知事が7月に受け取る予定の退職金は4,059万円、貰うなとは言わないが公約として「貰わない」としたものを覆す態度ではないと批判が続出した。さらに静岡県職員からのたたき上げの副知事については「退職金は貰うべきでない」という姿勢で辞退を促すのだからダブルスタンダードここに極まるといったところだ。
 また、今回の知事選出馬にあたっても「投票率が50%を切ったならば辞職する」と宣言し、再選挙になったとしてもそれは50%を切る投票率となった「県民へのペナルティ」と述べたが、その後撤回している。自身の進退に関してこれほどいい加減なことを言う政治家も珍しいのではないだろうか。

自らを皇帝に例え「綸言汗のごとし」とは良く言ったものと怒り噴出

 こうした知事の「二枚舌」を問題視する「川勝否定派」に決定的に火をつけたのが、「表情腐ってる」発言に関する知事の回答だ。これは1月4日に放送されたテレビ番組の中で川勝知事が「今ある県議会は職業政治屋の方がやっている」「権力欲と金銭欲しかないような、いわゆる見るからに表情が腐っているような人たち」と発言したことに端を発する。
 この発言を問題視した県議会4会派の代表が知事に発言の撤回を求めたところ、その場では回答せず、その後記者団に対し「汗と一緒で、出たものは撤回のしようがない。」と話し、撤回や謝罪はしないと述べた。
 この「汗と一緒で」という発言は皇帝が一旦発した言葉(綸言)は取り消したり訂正することができないという中国歴史上の格言に由来するものと思われる。ならば、その他の発言も撤回は許されないのではないか!と「川勝否定派」の怒りは頂点に達したのだ。
 静岡県の現皇帝陛下が元皇帝陛下となるのかどうか、結論は6月25日に出る。

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